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大歓声マイト82センチ 赤金スプーンに食ってきた!!7・4キロメタボ君

[ 2017年11月21日 07:15 ]

超特大のマイトサーモンを釣った横橋さんと
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!!】超大型トラウトが釣れる管理釣り場として知られる群馬県桐生市の黒保根渓流フィッシング。このほど「ふくだあかりとマイトを釣ろう」と題したイベントが開催された。秋の一日、あかりはファンとの交流を楽しんだ。

 イベント当日は風が強くて冷え込んだもののお天気もよく、かなりの放流もあることから常連さんや遠方からのお客さん33人が来場してくれてルアー&フライポンドはほぼ満員のスタートを切った。

 朝方、冷え込みのせいか少し食いが浅かったけれど、お待ちかねの放流ではブリかと思うほどのマイトサーモンやサクラマスを大漁に放された。

 放流直後には効力を発揮する赤金のスプーンを遠投して、早めのリトリーブ。すると、2キャスト目で何やらデカそうな魚がヒットしたけれど、合わせを入れた瞬間にラインが切れてしまった。

 対黒保根用に直前に巻き替えたラインを切られたとなると大物だったのか?その後もめげずにキャストするも、ヒットするのはサクラマスのみ。

 カラーを変えても重さを変えてもリトリーブスピードやレンジを変えてもなんだか当たりが出せず。当たりが出なくなってからミノーに替えてサクラマスを追加できたものの、巻きを合わせることができずに終わってしまいました。

 でも参加してくれた皆さんにはフライでもルアーでも良いサイズのマイトが釣り上がり、各所でドラグ音と歓声が上がっていました。

 ひときわ大きかった歓声の主は、この日最大の82センチ、7・4キロの巨大マイトサーモンを釣り上げた川口市の横橋政夫さん(63=会社員)。放流後、赤金のスプーンに食ってきたそう。さぞトルクのある引きをしたことと思う。釣り上がったマイトは長さもさることながら、かなりのメタボな魚体。管理釣り場でそんな魚体を見るのも初めてなら、釣った人も初めて見た。

 驚くとともに内心とっても悔しかったけれど、お客さんの間を回りながら一緒に釣りをしたり、スマホで写真撮影をしたりと楽しい時間を過ごすことができました。

 黒保根渓流フィッシングのマイトサーモンは、水質が良いことに加え、稚魚の頃から良い餌をたくさん食べさせているので、赤身で脂が乗っていてとにかくおいしいのが特長。管理釣り場というとリリースをする人も多いが、ここのマイトをリリースしている人を見たことがない。

 お客さんの話を聞くと、食べるために釣りに来ているという方が多かった。

 おいしい黒保根のマイトサーモン、第5回の開催のお話も出ているので、是非ご参加ください。いつもよりたくさん放流されますよ。

 今回のイベントに参加してくださった皆さん、ありがとうございました。次回は勇姿をお見せしたいと思います。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)、茨城県生まれ。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、群馬県桐生市・黒保根渓流フィッシング=(電)0277(96)2099。営業時間は12月31日まで午前7時から午後4時まで。料金は5300円、女性・中学生は4500円。

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