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釣りたては硬いけど…冷蔵庫で3日間 ボラがマダイの味

[ 2017年10月29日 07:30 ]

ボラの調理方法
Photo By スポニチ

 【吾作流 雑魚をおいしく!】晩秋から初冬にかけてにぎわう千葉県銚子方面のボラ。下処理の方法次第では、高級魚にもひけをとらない味に…。 (イラスト&文 桜多 吾作)

 釣りたてのボラの身は、硬くゴムみたいだけど、冷蔵庫に3日間も寝かせれば、あ〜ら不思議。マダイのような味に変わる。

 「マダイだよ」と出した友人は、マダイと疑わず「うまい」とありがたがって舌鼓。

 でも本紙APCの林悠二さんは「血合いの模様が違うよ」と看破。今まで見破ったのは彼だけだった。

 釣ってすぐ食べるなら「ボラ鍋・ボラスキ」がいい。硬い身も煮ることで気にならない。

 「南蛮煮」は(1)食べやすい大きさに切って網焼きにする(2)長ネギを3センチぐらいに切ってゴマ油で炒め(3)ダシ汁2にしょう油、酒、砂糖で調味し、一緒に煮る。

 「フライ」はレモンに塩か、タルタルソースで召し上がれ。意外とおいしいよ。

 「ヘソの串焼き」は(1)スナズリ(胃袋)を開いてよく洗い(2)小さく切って串を刺し、塩と粉山椒(さんしょう)を振って、じっくり焼く。

 切り身の塩焼きなんかをそえてもいい。脂っ気は無いけどホックリしておいしいよ。

 何匹か釣れたら、「ボール」を作って冷凍保存しておくと後でいろいろ使えて便利。その時、面倒でも1センチぐらいのボールを作って1日干して、その周りにすり身をかぶせ2重にして揚げるとひと味違う。

 ボラの卵巣を利用して作るのが「カラスミ」。酒のアテとして珍重される。その応用編。

 卵が入っていたら「カラスミ風塩焼き」に。(1)皮を破らないよう水洗いし水気を拭き取り(2)塩をまぶしてペーパータオルとラップで包み冷蔵庫で1日保存(3)焦がさないようあぶり焼きにして硬くなったら薄く切って食べる。

 さて3日たったら刺し身などでの生食が良い。

 「ボラ寿司」は(1)寿司にできるぐらいの切り身にして振り塩をして3時間おき(2)昆布を敷いて酢を入れた器に2時間漬けて(3)酢・みじん切りのショウガ・炒りゴマをご飯に混ぜて握る。

 ボラのおいしさを一度知れば、土地の人が、血眼になって狙うのが納得できますよ。

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