こんな人脈こんな話

“草なぎ騒動”なんとも器の小さいポッポー総務相

[ 2009年5月23日 06:00 ]

 前回の原稿を入れた次の日に“草なぎ剛逮捕”のニュースが流れた。今さらにと思ってたらタイミングよく復帰のニュース。別に肩入れするわけでないが、私はSMAPと新幹線で少し会話を交わしたことがある。たまにはエンタメもええかと、一般庶民代表として私なりの見解を…。
 私は先ず、トップアイドルがそこまでに至った経緯に「よほど辛いことが…」と哀れみの交じった同情を感じた。「公然わいせつ罪で逮捕になるならん、家宅捜査は行き過ぎやろ」とメディアで擁護と批判でごった返した。騒ぎ過ぎと思うが罪は罪。これにおいての【公然】の定義は、公衆が居るまたは通行する可能性のある場所であるからで致し方ない。
 わいせつ罪も、そろそろ見直す必要はあるだろ。騒ぎ立ててる民放各社の腰をパカパカ振ってるSEX描写の映像の方がよっぽど鼻血ブーと思うのだが。その時代の社会通念に照らして判断するのがあいまいさをまた生んでいるのだろう。
 冷静に考えると逮捕されて正解と思った。あの日の東京は大変寒かった。気付かなければ酔い潰れて凍死せんとも限らない。知らない間に人だかりができ“夜空ノムコウ”で“世界に一つだけのチン”そして彼のナニは“ダイナマイト”と激写でもされまくった方がタレント生命は絶望だ。家宅捜査もよかったのでは。最近の芸能界ゆえ付いて回る薬疑惑。身の潔白の証明が一番なによりだ。
 問題は、ポッポー総務相の「最低な人間」発言だ。反響が大き過ぎてすぐに撤回してましたが、ついカッとなって我を失った大臣。小さい器量バレて、キャーお恥ずかしい!この先生、少し前に「友人の友人はアルカイダ」とも。偉い人は人脈も凄い。要は、地デジ問題でお怒りになった訳ですが、私は、地デジ化そのものが総務省や放送局などの権力側の都合で一方的に決められた国策。視聴者無視の愚策かなと思う。同じ酒の失敗なら、全世界に醜態演じた外務大臣の「かぜぐしゅりの量をまちゅがえ…て…」の方をもっと叩けよと思うのですが…。
 草なぎ君を起用している広告代理店やスポンサーはこぞって右へ倣えで打ち切りや自粛。「わっははは!奴も人間。事件というより誰にでもある失敗さ。イメージ?世論調査してみろってんだ!」と笑い飛ばす大物人物が一人ぐらいおらんの?どこかから圧力かかってるんですかね?
 酔うとどこでもすぐ裸になりたがる競輪選手は逮捕者続出だな。私なんぞ、シラフでどれだけナニを拝ましてきたか。あきらかに確信犯でタチ悪い。頑張れ草なぎ剛!しかし日本てなんて平和な国なんやろ…。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る