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あなたには自分への応援歌はありますか?

[ 2010年6月11日 06:00 ]

 あなたには自分への応援歌はありますか?俺(おれ)は11年前、がん宣告をされて失意のどん底の入院中にこの曲にめぐり合えた。
 当時小学生だったおいっ子が見舞いに来て「コレあげる」と1枚のCDをくれた。これまで邦楽には全く興味がなかったのだが、俺の心は揺さぶられ、不覚にも人目をはばからず大粒の涙を流してしまったのです。この曲を作詞作曲したBORO(代表曲=大阪で生まれた女)は最高のミュージシャン。ボランティア活動などに精を出してきたその生きざまは、若者たちに愛・正義・平和などの熱い魂を唱える伝導師といってもいいだろうな。俺にはなぜこの曲が大ヒットしなかったのか不思議だ。そしてどこのカラオケにも入ってないのが最大の欲求不満(各メーカーさんよ、ほんま早く頼んまっせ)。だからこそ自分が開くライブでこの曲をピアノかギターの弾き語りで熱唱さしてもらう。BOROさんには直接「家が近所ですやん」とメールを頂きましたが、さすがにおこがましくって遊びによういかんのである(自分勝手な解釈ですが…)
 【ランナーの靴音】
 赤茶けた思い出のアルバムに白黒の写真
 ほこり舞うグランドの歓声が聞こえてくるようだ
 ジャングルジムの中で夢のかけら拾い
 挫折という言葉すら知らない無邪気な笑顔が光る
 静まりの夜が来ても眠れない自分がない
 偽りの微笑みが歪んでる鏡の中で
 あの頃の笑顔に帰れたら西陽の染まる壁に
 自分の影をうつしランナーは走り出す
 立ち上がれ立ち上がれ立ち上がれ靴音の中
 苦しみに汚れない勝利など聞いたことがない
 立ち上がれ立ち上がれ立ち上がれ自分をけり
 悲しみも涙もない勝利など聞いたことがない
 夜行バスを乗りついで人生は果てしなく
 ジグザグに揺れまどう道だけが遠くつづくだけ
 苦しみの坂道を過ぎて絶望の崖を抜けて
 あきらめの停車場も過ぎて街の灯りが見える
◇  ◇  ◇
 中学時代の同級生のリクエストで俺のライブ決定!下手っくそな歌での感動の涙はない。その代わり、得意の下ネタで笑い転がしての涙はある。5/16はくしくも親父の命日。「お前アホか情けないって?」ほんまやなぁオトン、ほな先に謝っとくわ…。

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