富司純子 孫・眞秀くんの晴れ姿見守る 「初代 尾上眞秀」で初舞台発表会見の会場後方で…

[ 2023年2月7日 17:45 ]

富司純子
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 「初代 尾上眞秀(まほろ)」を名乗り、5月の「團菊祭五月大歌舞伎」で初舞台を踏むことが発表された女優の寺島しのぶ(50)の長男、眞秀くん(10)。歌舞伎の会見としては初めてとなるフランス大使公邸で行われた会見には、眞秀と寺島のほか、祖父の尾上菊五郎、叔父の尾上菊之助、父親のフランス人アートディレクターの夫ローラン・グナシアさんの5人が顔をそろえる歴史的なものになった。

 眞秀は流ちょうなフランス語であいさつした後、「小さいころから歌舞伎が好きでした。5月に初舞台を踏むことになりました。いつか、パパの母国のフランスで歌舞伎公演をやってみたい」としっかりと語ったが、この姿を会場の後方で、祖母で女優の富司純子(77)が見守っていた。

 富司は息子の菊之助を音羽屋の芸を継がせるために必死に努力して子育てを行った。歌舞伎関係者は「眞秀くんにもアドバイスをしている。成長を楽しみにしているそうです」と語る。それだけに目線の先の孫の凛々(りり)しい姿に穏やかなほほえみが浮かんでいた。

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