辛坊治郎氏 迷いクジラの沈め作業で独自すぎる見解「普通の人とはまったく違う印象で見ている」

[ 2023年1月19日 18:41 ]

辛坊治郎
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 キャスター辛坊治郎氏(66)が19日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、大阪府の淀川へ流れ込み死んだ“迷いクジラ”のニュースについて語った。

 SNSなどで「淀ちゃん」と呼ばれていたクジラは、淀川へ流れ込んだ段階で衰弱していたとみられ、13日に死んだことが確認された。死骸はこの日、運搬船に乗せられ、重りを付けた状態で和歌山県の紀伊半島沖に沈められた。

 作業の様子は、テレビ各局が中継した。辛坊氏は「このニュースを私は、たぶん普通の人とはまったく違う印象で見ていると思います」と前置き。「俺の太平洋の成功話よりも、死んだクジラの行方の方がニュースだったんだな。俺の太平洋横断の入港の時には、どこもヘリコプターを飛ばさなかったけど、今回はクジラを海に沈めるのにヘリコプターをわんわん飛ばしたり、各局生中継ですからね」と、皮肉まじりに心境を語った。

 死んだのはマッコウクジラで、辛坊氏は「マッコウクジラってね、人間とほとんど同じくらい寿命があるんですよ。50、60年は普通にあると言われています」と説明。また、大型のクジラ類については「がんにならないという話があって。何でクジラががんにならないかって、医学的な研究対象になっている」とも解説した。

 その後も辛坊氏は「私ね、クジラのうんちくを語らせたら5時間はしゃべります」と、その後もクジラにまつわる豆知識を次々と披露した。さらに「私が週刊朝日の連載をやめるに至ったきっかけになった、2013年のヨットの事故も、(衝突したのは)マッコウクジラだった」と、クジラとの深い縁?も告白。「でも、ニュースバリューとしては、死んだクジラの方が大きい」と嘆いていた。

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2023年1月19日のニュース