71歳の田中健 中3の娘のために弁当を手作り「ずっと続いてもう300回ぐらい」「全部食べてますね」

[ 2023年1月19日 14:32 ]

田中健
Photo By スポニチ

 俳優の田中健(71)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。中学3年生の娘の弁当作りについて語った。

 田中は今年で芸能生活50年を迎える。司会の黒柳徹子が「18歳下の奥様と、中3のお嬢様がいらっしゃる」と紹介し、「今でも奥様に叱られることがある」と話を振ると、田中は「ずーっと叱られっぱなしでここまで来てる。でもそれの方が僕は良さそうな気がしますね」と苦笑した。

 コロナ下では家でキノコ栽培などを行ったというが、黒柳は「キノコ栽培もある期間やったけど、それが終わったので、今度はお嬢さんのお弁当作りを始めようと」と説明。田中は「ずっとほら、仕事が休みだから、やることなくてどうしようかって。ちょうど娘も中学に入った時だったから、コロナになったのが」と続けた。

 弁当の写真を公開すると、黒柳は「随分奇麗じゃない。上手」と感心。田中は「最初はね、学校の方から、“黙食で、10分ぐらいで食べられて、自分たちで食べるんで、おにぎりと何とかみたいなのでいいです”って言われてたんですよ。これならいけると思ってたんですけど、それをブログに上げだしたら、ずっと続いてもう300回ぐらい」と説明した。

 黒柳が「凄いじゃない。なんか変わり種弁当みたいなのも作ったんだって」と尋ねると、田中は「いも虫みたいなの。絵本があって、それをずっと子供の頃に聞かせてたんですね。でその方(作者)がお亡くなりになったんですよ。ニュースで出たんですよ。ちょっとこの人の(弁当を)作ろうと思って、『はらぺこあおむし』っていうの作ったんですよ」と写真を披露。「頭はこれはトマトですね。体の方は高菜ご飯のおにぎりにして。とか結構考えるとできたんですね。お花を咲かせようかって言って、お花は薄切りの卵でやったんですけど」などと話して胸を張った。

 また、「ちょうど僕(ドラマ)『科捜研の女』っていうのをずっとやってまして。警察のマークで」と警察のマークが入った弁当も紹介。「薄焼き卵で。これうまくできましたね」とキャラ弁なども作っていたとした。

 だが「この頃は、これも2年ぐらい前ですか。頑張ってたんですけど、もうちょっと今はね、大変です。これはできない。面倒くさくて。結構大変」と今はシンプルな弁当が多くなったという田中。黒柳が「お弁当から取り分けて朝ごはんも食べてたんですって」とも語ると、「ちょうど良かった、僕がこれもらって、一応味見をして、“きょうの弁当はうまいぞ、ちゃんと食べろよお前”っていう感じてやってました。全部味見してました」と笑顔を見せた。

 黒柳が「でも偉いじゃない、こんな大変なことなんだか」と称賛すると、田中は「いやあ、なんだかこんなことやり始めるとは思いもしなかったですけどね」と照れたものの、現在も「やってますやってます、娘が高校卒業するまではやってみようかなと。あと300回はいかなきゃいけない」と意欲を見せた。おかずを考えるのが大変と言われると、「もうね、大変です。今もカミさんと2人でいろいろ、ネタ探しはしながら。“明日どうしようか?”とか。だんだんそれで、冷蔵庫に残ってるやつとかでやるようになって、キャラ弁がなくなってきたんです」と打ち明けた。

 娘は喜んでいるのかと聞かれると、「どうなんでしょうか。おいしいとも何にも言わないんですけど、ただ、全部食べてますね、確かに。残してはいないんで。まずいとは言わないですね。だからいいかなと思って」。おいしかったとは「言ってほしいですけど」との本音も明かした。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月19日のニュース