山里亮太 朝の新番組MC就任に驚きも「自分を鼓舞するものとして」決断 ライブなども「今まで通り」

[ 2023年1月19日 11:30 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(45)が18日深夜放送のパーソナリティーを務めるTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。4月にスタートする日本テレビの新番組「DayDay.」(月~金曜前9・00)のMCを務めることが決まったことについてコメントした。

 山里は冒頭「いろんなことが一気に来たから、何から言ったらいいかなあ。朝か、朝のやつだよね。そっからだよね」と切り出した。「まあ私山里が、春から日本テレビの新番組『DayDay.』MCということで、午前9時からですよ。帯というものをやるという。そんな日が来るなんて。自分に」と驚きを口にした。

 MC就任は「私自身、ぎりぎりに聞きまして」。ぎりぎりとなった理由としては、「会社の判断としては、この子は言っちゃう子だと。何か出ちゃう。きっと。下手したら、JUNKの時に“おはようございまーす”と言っちゃう可能性があると。で、コンビニに言って、“お支払いどうしますか?”って言われたら、『DayDay.』って言っちゃう可能性がある。コンビニもなんでかしんないけど、ファミマもローソンもセブンもあるのに、やたらとデイリーヤマザキ探してるな、みたいな。ファミリー感出してきたりするんじゃないかという」などと冗談めかして話してみせた。

 「で、正直思うところもたくさんあるんですよ」と山里。「やるかやらないかって話になった時に、自分にそんなことできんのかなみたいなのもあるし。あとまあ毎朝ね、行くっていうのはどんなに凄いことなのかって言うのは(『スッキリ』)の加藤(浩次)さんの背中を見てずっと思ってるし」と語った。

 「かつ自分の本分に対して、芸人っていうのを名乗らせてもらってるっていう。そしてこの深夜にラジオやらしてもらってる」「自分がしゃべりで食っていけるのを、皆さんに見てもらって聴いてもらってそれで頑張りますなんて言ってる人間が、そこもままならないときに、朝、そんな時間費やして大丈夫なんかって思う人もいるだろうなあと」とも語った。「ライブとかも全国周らせてもらってる『(山里亮太の)140』ってのがあったりとか、スピンオフ的に『妄想活劇』ってのをやってたりとか。あと南海キャンディーズで今年はやっていこうって言ってる中で大丈夫なんかって、そういうのがいろいろあって」との悩みもあったとした。

 だが「思ったときに、それを引き合いに出して“ちょっとやっぱりそっちに集中したいんで”。まあ、僕の性格上ダメだなと思って。あれを断ってるんだから時間ができるって、その時間、余裕を持って変にやっちゃいそうな気がするし。もともと自分の退路を断たないと、根本だらける人間だから、そう」との思いも。「これを引き受けるっていうことは、自分が今までやってきたこと、ラジオをやらしてもらったりとか、あと漫才とか。『140』っていう一人しゃべりとか。『妄想活劇』っていう一人妄想劇とか。そういうことを軽くした瞬間に受けるダメージが、今までの比じゃないっていうことの背水の陣にあってくれた方が自分としてもいいかなと」と続けた。

 「嫌なのよ、そりゃもちろん、がっかりしてる人も、山里じゃあ全然なんて思ってる人とかもいるかもしれないし。でももっともっと頑張るには、何か自分を、もっと自分を鼓舞するものとして、分かりやすくていいかなと」と決断。会社や自分を支えてくれる関係者らと相談したうえで、「ライブのペースは落とさないと。もうこれは決まりです。『140』は今まで通りのペースで。言っても『140』って土日行ってるんで。土曜は朝の関西テレビの)『土曜はナニする!?』やったら空いてるんで。日曜は隔週で空いてるからいける。それでずっと今までやってきたからいけるなと。南海キャンディーズで単独やるって言ってるのもやろうと。相方が言ってるから今年はやります。やろうと思ってます。『妄想活劇』とかは詳しくは全然。動く大人が多いんでまだ分かんないですけど」などと説明した。

 「で、ラジオとかも本当に、ここに座ってしゃべっていいと言ってもらえる限り、自分から“すいませんちょっと”なんて言うことは絶対ないんで。僕は本当にここの凄さとありがたさっていうのは知ってるんで、自分がまだ追いついてないだけなんで、いたいっていう気持ちはあるんで、頑張らしていただきたいなと思うんで」と明言。「なので、その安定を求めやがったなとか思われてしまうのは、たぶん、自分の本業を怠った時だと思うんで、そこは皆さんに監視してもらって。“お前、どうした?”ってなったら(スタッフには)教えてもらって。リスナーの方にはもちろん、そんなふうに思われないように頑張っていきたいなという決意はありますよ」と言い切った。

続きを表示

2023年1月19日のニュース