土曜日のMBS　関西地区視聴率トップタイに　10時間連続自社製作番組放送に手応え　新春社長会見

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　毎日放送は19日、大阪市内の同局で新春社長会見を開催し、毎日放送・虫明洋一社長（60）、MBSメディアホールディングス・高山将行社長（60）が出席した。

　同局は昨秋の番組改編で、MBSテレビ深夜枠で人気の明石家さんま（67）がMCを務める「痛快！明石家電視台」（土曜後3・00）、ダウンタウン・浜田雅功（59）MCの「ごぶごぶ」（土曜後2・00）を土曜昼の時間帯に移動。深夜帯の視聴者数減少を踏まえ、大物タレントの番組を、視聴者数の多い時間帯へ移した。

　土曜日を「スーパーサタデー」として朝7時半から10時間連続で同局制作番組を放送。土曜日は「所さんお届けモノです！」（前7・30）「サタデープラス」（前7・59）「せやねん！」（前9・25）「よしもと新喜劇」（後0・54）に続いて、深夜帯から引っ越してきた「ごぶごぶ」（後2・00）「痛快！明石家電視台」（後3・00）、さらに「三度の飯よりアレが好き」（後4・00）「住人十色」（後5・00）と10時間に渡って自社制作番組が続くことになった。

　虫明社長は「所さんから始まり、せやねん、新喜劇、ごぶごぶ、明石家電視台など自社制作の番組をつなげて結果が出たのは喜ばしいこと」と放映時間帯での関西地区視聴率が在阪局で昨年度の3位からトップタイに並んだことに胸を張った。

　一方、昨年11月17日の放送で、女優・松原千明さんが亡くなったことを取り上げたMBSラジオ「ありがとう浜村淳です」（月～金曜前）でのパーソナリティ・浜村淳（88）が事実に基づかない内容の主張を繰り返した件について「（亡くなられた）本人の尊厳、遺族の心情を傷つけ、申し訳なく思います」と高山社長が改めて謝罪した。

　また、JR大阪駅そばの旧大阪中央郵便局跡地に建設中のビル内に設ける劇場（約1200席）について「虫明社長と（見学に）行きました。ワクワクした」と高山社長は語った。