田中健 18歳年下妻の誕生日プレゼントで失敗した過去を告白「だから今でも、誕生日は恐怖です」

[ 2023年1月19日 15:12 ]

田中健
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 俳優の田中健(71)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。18歳年下の妻への誕生日プレゼントについて語った。

 田中は今年で芸能生活50年を迎える。司会の黒柳徹子が「18歳下の奥様と、中3のお嬢様がいらっしゃる」と紹介し、「今でも奥様に叱られることがある」と話を振ると、田中は「ずーっと叱られっぱなしでここまで来てる。でもそれの方が僕は良さそうな気がしますね」と苦笑した。

 どんなことで叱られるのかと聞かれると、「やっぱり常識がないっていうのは随分言われます。誰もその教育をしてくれてなかったんで、自分のことしか考えないみたいな」と振り返った。黒柳が「なんか奥様のお誕生日プレゼントに、温水洗浄便座っていうのをプレゼントしたら大失敗をした」と明かすと田中は、「これがね。そうなんですね。一番最初の誕生日プレゼントを、温水の便座にしたんですよ。もう20何年前ですよ」と続けた。

 プレゼントしたのは発売当時間もない頃で「これだったら絶対喜んでくれると思って。一番高いやつを買って。持って行って付けてあげたんですよ」と田中。すると妻からは「私こういうの使わないの。誕生日にこういう物あげるなんてどういうことなの?」と言われたとし、「凄い感動してくれると思ったんですけど」と肩を落とした。黒柳が「ロマンティックな気分から、ちょっと離れるわね」とコメントすると、田中は「それは良く分かんなかったですね」と話した。

 さらに次の年の妻の誕生日には、飛騨高山の木工工芸品店で見つけたという「流木で作った和紙を巻いてある照明器具」をプレゼント。「大変でした持って帰るの」としながらも持ち帰り付けたという。すると妻からは「うちは洋間で和室じゃないんで、これセンスが全くありません!」と言われたとし、「ガーンって。それはね、誰かにあげましたもう。腹立って」と振り返った。

 田中は「その後もあるんです」と翌年についても言及。「3年目、今度はうまくやろうと思って彼女の好きな物をいろいろ考えて。要するに彼女は、思いやりが欲しいみたいなんで」と当日まで考えたものの「どうにもならなくて。見つからなくてどうしようかなと思って。でも一般的でいいや、と思ってバラの花をあげたんです。これだったら何とかいけるだろうと思って」。すると妻からは「修業が足りない」と返されたとした。

 「だから今でも、誕生日は恐怖です」とポツリ。それでも何かプレゼントはしているのかと聞かれると、「最近は何やってもたぶん喜ばないかなと思って。僕もなかなか何をあげていいのか分からないので。娘がちょっと手紙を書いたりしてるんですよ、バースデーカードと。僕もちょっと横に書かせていただいて。これはなんか気持ちがちょっと届いてるみたいで」と手応えを口に。黒柳が「良かったじゃん」と話すと、田中は「一生これで今のところは」と安心したかのように話した。

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