田中健 愛用の楽器・ケーナを作っている意外な人物とは?「ちゃんとした音出さないと嫌な顔するんです」

[ 2023年1月19日 16:57 ]

田中健
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 俳優の田中健(71)が19日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。自身が演奏するケーナを作っている人物について語った。

 田中は今年で芸能生活50年を迎える。南米ペルーやボリビアが発祥の縦笛・ケーナの奏者としても知られているが、司会の黒柳徹子が「ケーナという珍しい楽器を、40年近く前に南米旅行で」と紹介すると、「そうなんです」と目を細めた。

 黒柳が「ただ、竹に穴が開いてるようなもんなんですって」と尋ねると、田中は「そうなんです。竹筒で。凄く難しい楽器だったんで」。また「徹子の部屋」のテーマソングを演奏してみせると、ケーナについて「作ってくれるのは平泉成さん」とベテラン俳優の名前を挙げた。

 黒柳が「あの人がどうして作る人になったの?」と不思議そうに尋ねると、田中は「あるドラマでご一緒しまして。その時に“健ちゃん、吹いてるんだって”って言われて、“吹いてます”って。何気に、1本あげたんですよ、平泉さんに。そしたら、作ってきたんです。平泉さん」と明かした。「それ、吹いてみたらすごいいい笛で。“えっ?何これ?”ってことで、それからは平泉さんに頼むっていうことで。ずっと30何年間」と語り、「大変で。本当に」と平泉がキャンピングカーを購入して、そこで作業しているとも話した。

 「でも一番、本当に真面目な方で、だからちゃんとした音出さないと、凄い嫌な顔するんです」と田中。「平泉さんがコンサートにいらっしゃると一番緊張しますし」「何とかいい音を出して、“いいねえ健ちゃん”って言ってもらいたいですけど。なかなか」と苦笑した。

 「いやもうね、2人でいると本当に楽しいですね。いろんな話できて」としみじみ。「あとケーナの話になると、まあうるさいです。僕よりうるさいと思います。何かって言うと、音色を彼は作る方ですから、どうやればいい音色が出るかって、それにコミットしてますんで」。黒柳が平泉は演奏するときもチェックするのかと尋ねると、田中は「当然そうですよね。音出せないと作れないんで。音だけだったら平泉さんの方がきれいな音が出てるのかもしれない」と語った。

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