TBS「バナナマンのせっかくグルメ！！」設楽統が与えるワイプ越しの安心感

TBS「バナナマンのせっかくグルメ！！」。ワイプ越しに出演者や視聴者に“安心感”を与えるバナナマンの設楽統
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　TBSのグルメバラエティー「バナナマンのせっかくグルメ！！」（日曜後7・00）は、バナナマン日村勇紀（50）が全国各地に飛んでグルメロケを行う。一方、相方の設楽統（49）は基本的にスタジオを出ない。

　設楽の役割は、日村やゲストのロケ映像を見て話題を広げていくこと。総合演出の平野亮一氏は「ワイプ（画面の隅に映る小さな画面）の中に設楽さんがいることは、僕の大きな安心感につながっています」と信頼感たっぷりだ。

　それはゲストにとっても同じ。ドラマや映画の宣伝で出演する俳優に加え、ジャニーズ事務所のアイドルたちも出演する。珍しいのは、アナウンサーやロケ芸人が同行しないこと。俳優だけで慣れない聞き込みから店との撮影交渉まで進めるのも面白さのひとつだ。

　平野氏は「俳優さんも分かってるので安心できる。自分たちが積極的に面白くしなくても、きっとワイプの中で、スタジオの設楽さんたちがなんとかしてくれてるだろうと思えるんです」。日村も設楽がツッコミを入れやすいようにロケを進めることも多い。ロケ映像の日村とワイプの設楽によるコンビ芸が繰り広げられている。