中谷美紀 キムタク信長は「横綱のような殺気」

[ 2023年1月12日 22:05 ]

<木村拓哉主演「レジェンド&バタフライ」ジャパンプレミア>ジャパンプレミアを行った(前列左から)伊藤英明、木村拓哉、綾瀬はるか、中谷美紀、(後列左から)音尾琢真、宮沢氷魚、市川染五郎、大友啓史監督 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 女優の中谷美紀(47)が12日、東京・有明の東京ガーデンシアターで、俳優の木村拓哉(50)が主演する東映70周年記念映画「レジェンド&バタフライ」(監督大友啓史、27日公開)のジャパンプレミアに出席した。

 木村演じる織田信長と綾瀬はるか(37)演じる能姫の愛と絆、そして2人が天下統一という夢に向かう姿を描く、総制作費20億円の超大作。岐阜城や安土城など細部までこだわったオープンセットや、国宝や重要文化財で撮影した。

 濃姫の侍女役を演じた中谷は木村について「本来はユーモアあふれる楽しい方」と前置きした上で「でも現場に参りますと、アドレナリンが殿から放出されていた。勝利するお相撲さんは、大抵アドレナリンが放出されていて殺気立っているんですが、その力士の横綱のような殺気だった」と振り返った。

 木村の信長への“化けっぷり”はすさまじいものだったようで、中谷は「この綾瀬はるかさんですら殿が怖いというくらい殺気立っていて、信長が降臨していた」と話す。「現場に入ると怖くて誰も近づけない。血なまぐさい香りが漂ってきた」と言うと、綾瀬も「はい!すごくしてました」と満面の笑みで応じた。

 中谷の“暴露”は止まらず。伊藤英明(47)が現場でよく共演者とチャンバラをしていたが、木村はしていなかったといい、「殿は刀を抜かなかった。なぜか聞いたら“これ(刀)を抜くことの重みを分かっている者はあんなことはしない”と言っていた」と証言。伊藤はマイクを落とす動揺っぷりを店、会場は笑いに包まれた。

続きを表示

2023年1月12日のニュース