JASRAC、ツイッターアカウント開設 徴収額&分配額も発表「音楽著作権に関する情報をお送りします」

[ 2023年1月12日 15:48 ]

日本音楽著作権協会(JASRAC)ツイッターアカウント

 日本音楽著作権協会(JASRAC)が、新たにツイッターアカウントを開設。2021年度の放送や演奏、CDなどから徴収した著作物使用料の分配額の合計が1159億円だったと発表した。

 同社は10日「JASRACがTwitterをはじめます。私たちの日々の取り組みや、制作したコンテンツ、音楽著作権に関する情報をお送りしていきます。どうぞよろしくお願いします!」とアカウント開設を発表。ホームページ上でも「TwitterとFacebookの公式アカウントを開設し、運用を開始しました」と呼びかけた。

 続けて「JASRACは1939年11月18日に設立され、84年目を迎えました。音楽クリエイターらから楽曲の著作権をお預かりし、コンサート、音楽配信からメタバースまで、さまざまな利用にライセンスを行い、お支払いただいた使用料を音楽クリエイターなどの権利者へ分配しています」とあいさつした。

 12日には「JASRACは年に4回、著作権使用料を音楽クリエイターや音楽出版社などの権利者に分配しています。2021年度の分配額は合計で1,159億円。国内外282万曲、51万の権利者に分配しました」と報告。添付資料によると、徴収額については急速に進んだデジタル化・オンライン化を追い風として2019年度に次ぐ過去2番目となる1167.3億円と記し、分配額については2019年度に次ぐ過去3番目の実績額を達成した。

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2023年1月12日のニュース