橋幸夫 自身の名前と歌を継ぐ後継者探しを発表 「歌舞伎のように名前を継いでもらいたい」

[ 2023年1月12日 16:33 ]

会見を行った橋幸夫
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 今年5月に歌手活動引退を表明している橋幸夫(79)が12日、都内で会見を行い、自身の名前と歌を歌い継いでくれる“後継者”を探すことを発表した。自身はステージから離れるものの、恩師である作曲家の遠藤実氏、吉田正氏が歌われなくなるのは寂しい。昨年10月頃からそう思い始めた橋の気持ちを汲み、「夢グループ」の石田重廣社長(64)が提案。今回の発表につながった。橋は「2世ではないけど、歌舞伎のように名前を継いでもらいたい。令和の御三家の一角になってくれたら」と話した。

 選考は2月からオーディションがスタートし、合格者は最大3人まで。プロアマ、男女は問わない。複数人だった場合はグループになる可能性があり、「幸夫」の“お”の字を「夫」や本名の「幸男」以外の漢字を当てはめるという。橋は「芸能界が激変する中で、この名前で戦ってもらいたい」と力を込めた。

 歌手活動引退後は「書と画の、アートの世界で次の人生を歩みます」と決意。5月1日の浅草公会堂での公演がラストコンサートとなり、そこで“橋幸夫2世”のお披露目がされる予定だ。

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2023年1月12日のニュース