水谷豊主演「相棒21」　第12話視聴率10・8％　圧巻12話連続2ケタキープ

水谷豊
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　俳優・水谷豊（70）主演のテレビ朝日「相棒season21」（水曜後9・00）は11日、第12話が放送され、平均世帯視聴率が10・8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが12日、分かった。個人視聴率は5・9％だった。

　初回は、前シーズンの初回15・2％を2・1ポイントも上回る17・3％のハイスコアで全シリーズで2桁スタートを切っていた。また、日曜劇場「DCU」（2022年1月クール）の初回16・8％を上回り、昨年の民放連続ドラマで最高値の貫禄発進を決め、第2話15・4％、第3話14・2％、第4話13・7％、第5話14・0％、第6話13・2％、第7話14・3％、第8話10・5％、第9話12・7％、第10話12・3％、元日スペシャルで13・9％と2ケタをキープしていた。

　「特命係」に所属する警視庁の警部・杉下右京が、相棒とともに事件を解決する大人気刑事ドラマシリーズの最新作。今年3月までの前シーズンで、反町隆史演じる“4代目相棒”元法務省キャリア官僚の冠城亘が卒業し、今シーズンから右京の初代相棒役を務めた寺脇康文が“5代目相棒”として復帰。寺脇は「亀山薫」役で2000年のプレシーズン第1弾から、08年のシーズン7まで出演。亀山として14年ぶりに復帰し、右京とタッグを組み、話題となっている。

　第12話は、ある日の昼下がり、右京(水谷豊）と薫（寺脇康文）が車で住宅街に出ていたところ、突然、小学生くらいの男の子に声を掛けられる。その子供は、父親とみられる南野（駒木根隆介）という男性と一緒で、「財布を落として帰れないので、家まで乗せてほしい」という。要望に応えて、マンションまで送るが、右京は2人の様子に違和感を覚えることから始まるストーリーだった。