櫻井翔 初の刑事役 「大病院占拠」24時間描く 「見たことのない作品を作れたら」

[ 2023年1月12日 05:00 ]

日本テレビドラマ「大病院占拠」で刑事役に初挑戦する櫻井翔
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 嵐の櫻井翔(40)がこのほど、主演する日本テレビドラマ「大病院占拠」(14日スタート、土曜後10・00)の記者会見を都内で行った。

 鬼の面をつけた武装集団に大病院が占拠された事件を描くサスペンスで、初めて刑事役に挑戦する。同じ嵐のメンバーでは相葉雅紀(40)が12年の同局「三毛猫ホームズの推理」で演じて以来。40歳で迎えた新境地に力がみなぎっている。

 「火薬の入った拳銃を撃つのも、特殊効果で爆破するシーンも初めてですね」。櫻井は初の刑事役に初々しさたっぷり。現場では元特殊部隊の専門家から拳銃の構え方や動き方など指導を受けた。この日は衣装もメークもバッチリだが「ドラマではこんな奇麗な状態は最初ぐらい。どんどん汚れて傷もついていく」と明かし、体を張って撮影に臨んでいる。

 舞台は武装集団に乗っ取られた大病院。偶然居合わせたのが、櫻井演じる休職中の捜査官。推理力と行動力を兼ね備えた男で、人質を救うべく“鬼”に立ち向かう。

 「作品も役柄も男っぽい。現場でも監督やカメラマンに“男が見てカッコ良かった”って何回も言われる」と自信も見せつつ、「じゃ、女性目線ではどうなんだ」と苦笑する場面も。妻を演じる比嘉愛未(36)がすかさず「カッコ良かったです」とフォローし、櫻井は「初めて言われた」と喜んだ。

 アクションも多いため、トレーニングを週2回から週5回に増やし肉体改造。「走ったり階段を駆け上ったりするシーンもあるけど、スクワットをたくさんやったので筋肉痛にならずにすんでます」と効果抜群の様子だ。

 24時間の出来事を全10話で描く異色のドラマ。視聴者が時間の流れを感じながら楽しめる作品となりそうだ。櫻井は「見たことのない作品を作れたら。オリジナルですし、(海外の作品にも)肩を並べて追い越したいという気持ちでやってます」と力を込めた。

 比嘉は主人公の妻で、大病院で人質になる心臓外科医役。警察の指揮官をソニン(39)、県警本部長を渡部篤郎(54)が演じる。

 ≪東山&井ノ原シリーズ化≫ジャニーズタレントの刑事役は、主演ドラマでは東山紀之(56)のテレビ朝日「刑事7人」と、井ノ原快彦(46)の同局「特捜9」が、それぞれシリーズ化され人気。KAT―TUNの亀梨和也(36)は21年に日テレ「レッドアイズ 監視捜査班」で元敏腕刑事の特別捜査官を演じた。また、木村拓哉(50)は映画「マスカレード・ホテル」「マスカレード・ナイト」でエリート刑事を演じ、両作とも大ヒットした。

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