NEWS加藤シゲアキ　日本初上陸舞台で主演「エドモン…」　物書きとして共感多く「喜び胸に」演じる

舞台「エドモン～『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男～」で主演を務める加藤シゲアキ
Photo By 提供写真

　NEWSの加藤シゲアキ（35）が、4月上演の舞台「エドモン～『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男～」に主演する。2016年にパリで上演され、ロングランとなったヒット作が日本初上陸。加藤は「今この時代にこの公演を行う意味を、台本を読んで以来ずっと考えています」と並々ならぬ気合を見せている。

　19世紀のパリを舞台に、劇作家エドモン・ロスタンが、さまざまなトラブルに見舞われながらも名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」を書き上げ、公演初日を迎えるまでを描く。加藤自身も小説家として活躍し、21年には自身の短編小説「染色」を舞台化して脚本家デビューしている。それだけに「エドモンは、誰にでも理解できる人物ではないかもしれません。しかしその過程を切実かつユーモラスに描くこの作品に、私はせんえつながら共感しました」と自身との共通点を見いだしている様子だ。

　「エドモンになれる喜びを胸に、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます」と呼びかけている。4月1～16日に東京・新国立劇場で上演される。