加賀まりこ あき竹城さんしのぶ 明るくて可愛くて恥ずかしがり屋で…“恋バナ”長電話も

[ 2022年12月21日 05:16 ]

あき竹城さん死去 75歳

15日に死去していたことが分かったあき竹城さん
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 女優の加賀まりこ(79)は「明るくて可愛い人でした」と、スポニチ本紙の取材に答え、亡くなったあき竹城さんをしのんだ。2000年に放送されたNHKの連続テレビ小説「私の青空」で共演。「“おはよう!”と言いながら現場に入ると、あきさんが“あんただ~れ?”とまじまじと私の顔を見て言うの。みんなすっぴんで入ってくるでしょ。最初はびっくりして“えっ?私よ”と答えたけど、3秒もたつと冗談で言ってることが分かった。それで“わたしフランス人形よ”と返すと、彼女噴き出してね。私だけじゃなく、他の人にもやってたみたいで、しばらくは“あんた誰?ごっこ”でみんな笑い合ったものよ」

 こんなやりとりを思い起こして加賀は懐かしんだ。

 「あきさんは竹野内豊さんのことが大好きで、私がNHK大河ドラマ(02年「利家とまつ~加賀百万石物語~」)で竹野内さんと親子役をやった時は、“差し入れを持って現場に行きたかったわ”と悔しがってたんですよ」と振り返った。

 私生活で、あきさんに好きな人ができた時は相談に乗ったこともあったという。「好きな人がいれば、自分から言えばいいじゃない、とアドバイスしたんだけど、恥ずかしがり屋さんのところもあってね。ついつい長電話になっちゃった」としみじみ話し、あきさんの死を悼んだ。

 ▼勝俣州和(TBS「炎の体育会TV」で共演)僕にとってお母さんのような存在。番組で一緒に旅をする約束をしていましたがかないませんでした。一緒に温泉に入りたかったです。

 ▼小田井涼平(04年TBS系ドラマ「虹のかなた」で共演)純烈結成前に昼ドラで僕の母親役で共演させていただき、太陽のような明るさで現場を盛り上げてくださいました。山形弁の方言トークで盛り上がったことを今でもはっきり覚えてます。ありがとうございました。

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