ジャンポケ斉藤 金沢デビューした愛馬オマタセシマシタの課題とは?次走も決定「チャンス掴んでほしい」

[ 2022年12月21日 07:00 ]

ジャングルポケットの斉藤慎二
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 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(40)が20日に自身の公式YouTube「ジャンポケ斉藤、ジャングルポケット産駒を買う」を更新。半年ぶりに愛馬のオマタセシマシタ(牝2)に再会した。金沢競馬でオマタセシマシタを管理する加藤和義調教師と金沢競馬のトップジョッキー吉原寛人とともにオマタセシマシタの金沢競馬デビュー戦を振り返った。

 斉藤の地元である船橋競馬場で走らせたいという目標があった中で6月に門別競馬場でデビューしたオマタセシマシタ。8戦未勝利で今年の門別競馬のシーズンが閉幕してしまった。船橋競馬を含めた南関東競馬に移籍するためには獲得賞金50万円が必要だったが足らなかったため金沢競馬へ移籍することになった。

 金沢競馬デビュー戦となった12日のダート1400メートル戦ではスタートで出遅れ、道中は5番手でレースを運んだ。3コーナーでスピードを減速してしまったが直線は鞍上吉原の手綱に応えて強烈な末脚を見せたが4着だった。

 3人でレースを振り返る中で吉原は出遅れについて「そんなに体勢が悪くなかった割にちょっと反応が無かった。返し馬も含めてレースも落ち着きすぎていたんですよ。だからもう少しレース前にテンションが上げた方がいいのかな」と振り返った。

 そして1コーナーに入る時もキックバックで砂を被り、コーナーが回りづらくてスピードが減速していたという。「もう少しスムーズに回れれば追走が楽なのかな」と分析した。3コーナーでのスピードが減速してしまったことについても「もう少し付いていければ最後の直線でいけると思ったんですけど、ちょっとコーナーでスピードが落ちちゃうんですよね」と話した。さらに「最終的に着差がほぼないですし、脚的には勝ってる」と最後の直線では強烈な末脚を称え、コーナーとスタートという課題が明確になったと斉藤に伝えた。

 加藤師は調教だと素直にコーナーを曲がれると明かした。「レースの速度や他の馬を気にすると外に逃げたり、キックバックで砂を嫌ってしまう部分があります」と説明。そして「4コーナーから直線にかけての脚は馬に力があるってことを証明できたのともうちょっとで勝てる力はあると確認できたので次に繋がればと思います」と前向きなコメントをした。

 次走は馬の体調に問題がないため、24日のレースに連闘で出走することが決定。鞍上は吉原が騎乗できないため金沢競馬のリーディングジョッキー青柳正義を想定している。

 斉藤が「次はスタートを決めて前でレースする感じですか?」と質問すると加藤師は「YouTubeで流しちゃうと他の厩舎に作戦立てられちゃうので…」と戦法を隠した。

 2人を目の前に斉藤は「オマタセちゃんにはたくさんの人が携わっているので、そこら辺で見えない部分でもたくさんの人に感謝しないといけないと思っています。この縁を本当に大切にしたいと思います。次はチャンスを掴んでほしいと思います。ラストよろしくお願いします」という言葉で締められた。

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