渡辺明名人が新型コロナウイルスに感染 22日の竜王戦1組ランキング戦は延期 週末のサントリー杯は欠場

[ 2022年12月21日 18:47 ]

渡辺明名人
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 将棋の渡辺明名人(38)=棋王との2冠=が新型コロナウイルスに感染したと21日、日本将棋連盟が公式サイトで発表した。

 「弊社団所属棋士・渡辺明名人が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたのでご報告申し上げます」とし、「渡辺名人は、体調不良のため検査を受けた結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました」と明かした。

 「つきましては、12月22日(木)に予定しておりました第36期竜王戦1組ランキング戦 渡辺明名人―稲葉陽八段戦を延期し、保健所が指定する健康観察期間はすべての公務を取り止め、療養に努めます」と説明した。

 また、24、25日に出場予定だった「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2022」も欠場が決定。「渡辺明名人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたので、12月24・25日(土・日)に出場予定のSUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2022は欠場する形となりましたことをご報告申し上げます。ファン投票選出棋士が不参加という形となりまして、楽しみにしてくださっていた皆様には大変申し訳ございませんが、何とぞご理解のほどよろしくお願い致します。個人戦の対戦など詳細につきましては、改めてご報告させて頂きます」とした。

 渡辺名人も21日、自身の公式ツイッターを更新し、「明日22日の対局は延期になり、稲葉八段、関係各位には申し訳ありませんでした」と謝罪。「ファン投票で選出された週末のサントリー杯にも出場することが出来なくなりました。サントリー様をはじめとした関係各位、投票して頂いたみなさま、また全体の進行と勝敗に影響を与えてしまっているので、出場棋士、将棋ファンの皆様にも重ねてお詫びします。本当に申し訳ありませんでした」と記した。

 

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2022年12月21日のニュース