BS朝日「サウナを愛でたい」温度も湿度もありのままに伝える

BS朝日「サウナを愛でたい」。サウナの魅力を伝えるため撮影にも一工夫
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　サウナ愛好家の間で注目を集めるBS朝日「サウナを愛でたい」（月曜後10・30）。基本的に裸で楽しむ場所なだけに、撮影はどのように行われているのか？番組を担当する山田駿プロデューサー（32）は「施設の方のご厚意で、撮影の時は貸し切りにさせてもらっています」と感謝した。

　貸し切りにすれば、その時間帯だけ利用者が減る。それを補って余りあるほど、サウナファンの間で番組の認知度は高いという。「SNSでは“サウナを愛でたいで紹介されたところに行ってみた！”という投稿も目にする。一種の広告になっているようで、施設の方からはだいたい喜んで引き受けていただいてると思います」と語った。

　サウナの魅力を伝えるため、撮影も一工夫。番組の中には通常よりサウナ室の温度を下げて、長時間トークができるようにしていることがあるというが、「サウナ…」では一切なし。ありのままの温度で出演者もバッチリ汗をかいている。そのほかにも湿度を表現するために、カメラのレンズが曇ってもそのまま。サウナストーンに水をかける音も聞かせるなど、画面越しにサウナに入っているような感覚に浸れる。随所に細かいこだわりがちりばめられている。