TOEIC満点ユーチューバー、アプリで出会った女性の虚偽の告発に法的措置検討　弁護士が注意喚起

Atsueigoツイッターアカウント

　英語学習プラットフォーム「Atsueigo」を運営する、登録者数52万人ユーチューバー・ATSUが、20日までに自身のツイッターを更新。自身にまつわる虚偽の情報が拡散されているとして、注意喚起と情報の削除を求めた。

　「TOEIC(LRSW)満点、英検１級、IELTS8.5点、TOEFL114点、VERSANT80点満点」と英語に関する幅広い知識を身につけ、広く支持を得ているATSU。ATSUを巡っては16日、暴露系配信者「コレコレ」の生配信に、ATSUから被害を受けたという女性が出演。女性はマッチングアプリでATSUと出会ったとし、ホテルやATSUの自宅を訪れた際、性的な行為を強要されたと主張した。

　この主張について、ATSUは「16日のコレコレ氏の配信において、私について、事実に反する発言をした女性がいました。このことについて弁護士さんに相談し、法的手続きに着手してもらうとともに、注意喚起文を作成してもらったので添付します。心当たりのある方は削除をお願いします」と報告。代理人弁護士名で「Atsueigo氏に関する虚偽情報の拡散について」と題する文章を投稿した。

　文書によると、「女性が述べた行為を強要した事実はありません」と反論し、弁護士が確認したLINEのやり取りでは、女性はATSUに好意的な態度だったと主張。ATSUは最初こそ女性に好意を抱いていたが、仕事中にも関わらず女性から「声が聞きたかった」などと緊急性のない電話をかけられるなどして、負担を感じるようになったと記されている。

　続けて「まだ交際に至っていないのに、ATSU氏の女性関係を詮索する女性の行動を重く感じ『そっち側の気持ちが重すぎて、歩幅が合ってないと感じちゃってて、辛いです』と返信し、『連絡するのやめたいです。ごめんなさい』と返信しました」と経緯を説明。この経緯を踏まえ、弁護士は「女性はAtsueigo氏に連絡を絶たれたことの報復として、コレコレ氏の配信で虚偽の事実を告発したものと考えられます。係る女性の行為は、Atsueigo氏の名誉権を侵害するものです」と告発。「Atsueigo氏に関する虚偽の情報が拡散しており、Atsueigo氏は誹謗中傷を受けています」とし、今後も削除せず、拡散を続けた場合には法的措置をとるとした。