藤井王将＆羽生九段迎える勝負めしとスイーツ　王将戦第1局の舞台・掛川でお披露目

しあわせの青い玉子のオムライス　掛川牛シチューのソース
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　来年1月に静岡県掛川市で開幕する第72期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）7番勝負第1局で、藤井聡太王将（20）＝竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠＝と挑戦者の羽生善治九段（52）に提供される“勝負めし”が20日、発表された。この日、掛川グランドホテルでメニューの試食会が行われ、久保田崇市長（46）は「（2人とも）選ぶのに長考すると思います」と全ての品の出来に太鼓判を押した。

　メニューは昼食とデザート計13品。同市の農協や商工会の協力の下、全ての品で地元の食材を使用した。昼食は「しあわせの青い玉子のオムライス　掛川牛シチューのソース」など7品。今年1月の第71期で藤井がオーダーしたオムライスはデミグラスソースをシチューに変更した。

　デザートは掛川産イチゴ「紅ほっぺ」のショートケーキやお茶を使用したケーキなど6品。お茶のケーキの「姉妹品」というフィナンシェも新たに加えた。調理を担当する掛川グランドホテルの佐々木毅一総料理長（53）は「オムライスは前回を超えないと、と思い考えた。フィナンシェはぜひ食べてほしい一品」と話す。

　長考必至の品々にも彩られる注目の対局は来年1月8、9日に掛川城二の丸茶室で指される。