八代英輝弁護士　自転車のヘルメット着用義務化に「徐々に徐々に…まだ抵抗を感じる人が多いと思うので」

八代英輝弁護士
Photo By スポニチ

　弁護士の八代英輝氏（58）が21日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。改正道路交通法の施行期日に関する政令が20日に閣議決定され、来年4月1日から全ての自転車利用者にヘルメットの着用が義務づけられることが決まったことについてコメントした。

　ヘルメット着用は、罰則のない努力義務となる。すでに13歳未満の子供については、保護者に着用させる努力義務が課せられているが、対象が拡大される。警察庁によると、自転車利用時の交通事故で死亡者の約6割が頭部に致命傷を負い、着用していない人は致死率が約2・2倍となっている。

　八代氏は「自転車も道路交通法の適用がされる車両ですから、義務化の方向というのは理解できるところ」としつつ、「徐々に徐々にやっていくのもいいのかなと思いますね。まだ抵抗を感じる人が結構多いと思うんですね、自転車って歩行に準ずるものの感じの方がいらっしゃるので、いきなり罰金とかはどうなのかなとは思います」と自身の考えを述べた。