松田丈志氏 豊島区長、西武池袋本店低層階へのヨドバシ出店反対「心配しなくても…ヨドバシにもデータが」

[ 2022年12月21日 11:17 ]

松田丈志氏
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 競泳・五輪メダリストの松田丈志氏(38)が21日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。東京都豊島区の高野之夫区長が14日、西武池袋本店(同区)の低層階に家電量販店、ヨドバシカメラが出店することを反対したことに言及した。

 百貨店大手、そごう・西武の売却を巡り、西武池袋本店がある東京都豊島区の高野区長は14日の緊急会見で、高級ブランド店が入居する同本店の低層階に、家電量販大手ヨドバシカメラが出店することに、海外ブランドショップの撤退をもたらし、顧客や富裕層も離れ、築き上げてきた文化のまちの土壌が喪失するとして、反対する考えを示した。西武側に区長名の嘆願書も提出。嘆願書には、現在、低層階にはルイ・ヴィトンやグッチ、エルメスなどのハイブランドが入っているが、それらがヨドバシカメラに入れ替わることで「今まで築き上げた“文化の街”の土壌が喪失してしまうのではないか」と主張している。

 松田氏は「豊島区に以前住んでいたので街が変貌していく様子も見ていたんですけれども、本当に池袋のイメージがどんどんよくなっていったんです。暗かった公園がすごくきれいになって子供が遊べる場所になったり、劇場もよくなりましたし、区役所もすごくよくなって駅直結の区役所もできて。区長が進めてきた街づくりは実感としてある」としつつ、「ただ僕は区長が懸念していることはあんまり心配しなくていいんじゃないかなって思う」とした。その理由として「ヨドバシさんも例えば大阪梅田でも大きな駅ビルでやってますし、ヨドバシさんなりのデータというか、これまでビジネスをやってきたものがあると思う。それを踏まえて街のニーズをちゃんとリサーチした上での出店をされると思うので、そんなに悪い方向にはいかないんじゃないかなって思っています」と言い、「区長がこれまで推し進めてきたイメージはあると思うので、そこにこれだけ出店する米国のファンドとヨドバシのチームがそこにどれだけ寄り添っていくのかというところは、チーム側の判断になるとは思うんですけどね」と自身の考えを話した。

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2022年12月21日のニュース