羽生善治九段 勝てば7期ぶりの7番勝負出場 王将戦挑戦者決定リーグ

[ 2022年11月22日 10:30 ]

中継カメラが見守る中、初手を指す羽生善治九段(右)。左は豊島将之九段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグの最終一斉対局は、22日午前10時から東京都渋谷区の将棋会館で始まった。

 この日のカードは……

 羽生善治九段(5勝)―豊島将之九段(4勝1敗)

 永瀬拓矢王座(3勝2敗)―服部慎一郎五段(1勝4敗)

 糸谷哲郎八段(2勝3敗)―近藤誠也七段(2勝3敗)

 前王将の渡辺明名人(棋王との2冠)は1勝5敗で全日程を終了している。

 藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠)への挑戦権争いは羽生と豊島の2人に絞られており、羽生が勝てば7期ぶりの7番勝負出場が決まる。豊島勝利の場合は5勝1敗で羽生に並び、プレーオフで雌雄を決する。

 来期のリーグ残留は羽生、豊島、永瀬がすでに決定。残る1枠はこの日の糸谷―近藤の勝者となる。渡辺と服部は陥落が決まっている。

 羽生―豊島戦は羽生の先手で始まり、戦型は角換わりとなった。

 持ち時間はチェスクロック方式の各4時間。終局は夕刻以降の見込みだ。

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2022年11月22日のニュース