「鎌倉殿の13人」公暁・寛一郎&実朝・柿澤勇人の初対面「殺します」「殺されます」トーク会場は大爆笑

[ 2022年11月22日 19:25 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のトークショーに登壇した公暁役の寛一郎(左)と源実朝役の柿澤勇人。この日は仲良く(?)笑顔(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)で3代鎌倉殿・源実朝役を好演中の俳優・柿澤勇人(35)と、4代鎌倉殿の座を狙う公暁役を好演中の俳優・寛一郎(26)が22日夜、東京・港区の東京ポートシティ竹芝ポートホールでトークショーを行った。

 残り4回と佳境に入ったドラマは次回、第45話「八幡宮の階段」(11月27日)。ついに鎌倉最大のミステリーにして鎌倉最大の悲劇「実朝暗殺」が描かれるが、その直前、“主役”2人のトークショーが実現した。

 寛一郎は「衣装部屋ですれ違った時に『初めまして、寛一郎です。殺します』とあいさつをさせていただいたら(柿澤が)『殺されます』と優しく投げ掛けてくださって。殺す・殺される立場でも心地いい距離感で演(や)らせていただきました」と初対面時のやり取りを明かし、260人が詰め掛けた会場の大爆笑を誘った。

 役作りについては資料を読み漁り「楽しい時間でした。(公暁が剃髪をやめるため)髪を伸ばして、周りから不審がられました」と苦笑い。

 柿澤は「寛一郎くんとの芝居は凄く楽しかったです。眼力に吸い込まれるような感覚が何度もありました」と絶賛。「殺される役と殺す役でも、役者として同じステージにいれたことが幸せでした」と振り返った。

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。物語は、江戸幕府まで続く強固な武家政権樹立を決定づけた義時と朝廷の決戦「承久の乱」へと向かう。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑んだ。

 BS4Kの魅力を伝える「NHK BS4K FUN!FUN!ミーティング~ついてる?4K 押してる?4K~」のイベント。この日は「新・BS日本のうた、連続テレビ小説「舞いあがれ!」のトークショーも行われた。

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