安倍元首相国葬 立民・長妻氏はあらためて反対「気持ち良くお見送りするには別の形があったのでは」

[ 2022年9月27日 20:24 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 立憲民主党の長妻昭政調会長(62)が27日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、安倍晋三元首相(享年67)の国葬を終え、あらためて国葬に反対の意思を示した。

 7月の参院選の応援演説中に銃撃され、搬送先の病院で非業の死を遂げた安倍元首相に、長妻氏は「安倍元総理には哀悼の誠をささげたいと思います」と弔意を示した。その上で「今回の国葬は全体に見て国葬にふさわしかったのか、残念でならないですね」と述べた。立民は執行部全員が国葬を欠席している。

 今回の国葬については、閣議決定というプロセスや、国葬実施の法的根拠など疑問点もあり、国民の意見を二分した。会場の日本武道館周辺では、献花台に花を手向ける人たちが列を作ったのとは対照的に、国葬実施に反対する人たちによるデモも行われた。長妻氏は「岸田総理ご自身がおっしゃっているのですが、故人の敬意と弔意を国民全体で表す行事。国民の幅広い支持がないと。全員が支持ということはないですけど、かなりの部分の支持がないと、国葬というのは独りよがりになりかねない」と指摘。「いろいろな手続きを含めて、瑕疵(かし)があると思っているので、気持ち良くお見送りするには、別の形があったのではないか、今でも思います」と自身の見解を示した。

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2022年9月27日のニュース