三浦瑠麗氏 安倍元首相の国葬巡る報道「人口の何割が積極的な賛成、反対をしているかという視点も大事」

[ 2022年9月27日 09:11 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。午後2時から、日本武道館(東京都千代田区)で執り行われる安倍晋三元首相の国葬を巡るメディアのあり方について持論を展開した。

 賛否ある中で行われる国葬について、三浦氏は「共産党の方が反対の理由としていくつか挙げているものの中に、『法の下の平等』という主張があって。そういう感情が特に高齢者の方に強いなという印象」と反対派の主張を述べた上で「静かに反対している人は結構たくさんいると思う」と推測した。

 反対派の中でも、声を上げている人々に対し「デモを行うとき、安倍晋三さんを特別扱いすることに反対する方、戦争反対、憲法改正に反対する方やいろんなプラカードが一つのところに集っている印象」とし「私は国全体が割れているという印象はあまり持たないんですよ。今まで通り強く反対している人はいるし、賛成している方もいるし」と私見を語った。

 続けて報道の在り方として「国としてやる行事なので、“こんなことをやります”と報じるくらいでいいのではないか。メディアが分断を取り上げることによって、かえって分断が深まるという気がしていて」と持論を展開。「一体人口の何割が積極的な賛成、反対をしているんだろうという視点も大事なのかなと思う」と語った。

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2022年9月27日のニュース