菊間千乃氏 国葬に合わせた岸田首相の弔問外交に疑問「わざわざそのためだけにやるのが」

[ 2022年9月27日 12:51 ]

菊間千乃弁護士
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 元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃氏(50)が27日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相が安倍晋三元首相の国葬に合わせた弔問外交に行っていることに疑問を投げかけた。

 国葬には海外から約700人が参列。首相は26日から28日まで、3日間で40人近い海外要人と会談する予定。26日には国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長を皮切りに、ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席ら11人との会談をこなした。

 菊間氏は「諸外国の方々は弔問にいらっしゃって、今まで通りの関係性を築いていくという確認のようなところだと思いますが、安倍元総理が亡くなられたのは現職の時ではない。元総理になってから、すでに岸田さんが政権を担っている」と前置きしたうえで「わざわざそのためだけにやるのが弔問外交なのか、っていう気がする」と疑問を投げかけた。

 さらに「外交って、たとえば最終的にトップが会うまでに綿密に下準備があって、それで最後、時間は短いけど、重要なことが取り決まったりすると思う。今回に至ってはそこをやっているのかなっていうこと。会って、お話して、握手したぐらいで、それが弔問外交なんだろうかって、気はします」と成果に首をひねった。

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2022年9月27日のニュース