ロバート・キャンベル氏　国葬めぐる報道に「大事なことはそういうことではなく…歯切れの悪さ感じる」

ロバート・キャンベル氏
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　日本文学研究者で東大名誉教授のロバート・キャンベル氏が27日、日本テレビ系「スッキリ」（月～金曜前8・00）に生出演。安倍晋三元首相の国葬について言及した。

　国葬実施に伴い大規模な交通規制が行われ、厳重な警備体制が敷かれていることを中心に番組は取り上げた。

　キャンベル氏は「国葬っていうものは、もともとどういうものかということを考えるときに、その人の今までの軌跡を振り返ったり考えたりすることによって、一体感を作っていた」と説明。しかし、この日の放送は、警備の規模や、移動への影響などを伝えてると指摘し「本来、大事なことはそういうことではなくて、安倍晋三氏の今まで行ってきたことであるとかを伝えること。それが出来ない歯切れの悪さを、この数日間の日本のメディアを見ててすごく感じる」と述べた。