原口あきまさ激白 日テレvsフジ、モノマネ番組で長年続いた“バチバチ”の敵対関係「囲い込まれた」

[ 2022年8月28日 19:19 ]

ものまねタレントの原口あきまさ
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 原口あきまさ(46)ら人気モノマネ芸人が27日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。モノマネ界の歴史について語り合った。

 フジテレビは1985年に「爆笑!スターものまね王座決定戦」を放送して以降、ものまね特番で高視聴率をたたき出し、“ものまね四天王”も生み出した。だが四天王の一角だったコロッケが92年、番組側との考え方の相違で降板。2年間の沈黙を経て94年、日本テレビが始めた「ものまねバトル」に登場した。原口は「(出演番組を失った)コロッケさんの救済…コロッケさんメインの番組。コロッケさんがいたから立ち上がった番組と言われてる」と説明した。

 当然、両番組の関係は良好なわけがない。VTR出演したコロッケは「バチバチでしょ」と当時を振り返り、「向こう(フジ)からすれば“何やってんだよ!”だろうし、こっち(日テレ)からすれば“ものまね王座には負けるもんか!”だし」と語った。

 当初から日テレの「ものまねバトル」に出演していた原口は「ものまね番組って囲うクセがあるんです」と吐露。両番組を行き来することはおろか、他局のバラエティー番組でのものまね披露にも難色を示されたという。「コージー(冨田)&原口なんてまさにそう。俺、歯持って帰れなかったんですよ」と、明石家さんまのものまねに欠かせない小道具を、局に置いて帰らされていたことを明かした。

 両番組の垣根はいっこうに取っ払われず、原口は日テレ組のホリ、フジ組の山本高広、ミラクルヒカルと4人でコラボライブを開催。“禁断のライブ”とも称されたというが、「僕ら世代でなんとかしようと。招待席に、わざとフジと日テレのスタッフを隣に並べたりしてた」という。「8年ぐらい続けて、何となく中和されて。今は両方に出られてます」と笑顔。8年間の努力が、両局の雪解けを導く最高の結果につながった。

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2022年8月28日のニュース