渡部カンコロンゴ清花氏　山際大臣の教団関連イベント“覚えてない”に「都合が悪くなると記憶喪失に」

東京・赤坂のTBS社屋
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　日本に逃れた難民の就労支援などを行っている渡部カンコロンゴ清花氏が28日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との接点が取りざたされている山際大志郎経済再生担当相の釈明について言及した。

　山際氏は16、19年に教団関係のイベントに参加していたと報じられると、「当時の資料を発見することができなかった。私自身も明確に覚えていない」と、資料の有無を理由に釈明。「報道を見る限り、私が出席したと考えるのは自然」と微妙な言い回しで認めた。

　渡部氏は「都合が悪くなると皆さん記憶喪失になってしまう、募ってはいたが募集はしていないみたいな時も含めて、何を信じたらいいのか私たちはますます分からなくなっていると思います」と言い、「見ていないかも知れないですけど、これを連日テレビで見ている若者たちはSNSでも見ているわけで、政治家になりたい次世代が増えないんじゃないかと私は思う。こういうことしないと選挙で勝てない、むしろこういうことをして勝ってきたってことが刷り込まれていくし、もしくはこうやっておいしい仕事になっているのかもしれないと思う人を増やすかもしれない。指摘された本当のことを言えないとか、ミスってしまった時に謝れないっていう体質から変えていくべきだと思います」と自身の考えを述べた。