加山雄三 「24時間テレビ」ラストステージで「サライ」を熱唱 年内でコンサート活動から引退

[ 2022年8月28日 16:17 ]

「24時間テレビ」で「サライ」を熱唱する加山雄三(C)日本テレビ
Photo By 提供写真

 歌手の加山雄三(85)が27~28日放送の日本テレビ「24時間テレビ45『会いたい!』」(後6・30)に出演。代表曲や「サライ」を披露した。

 「24時間テレビ」ラストステージでは、代表曲「旅人よ」、「君といつまでも」を熱唱。「多くの方に支えられていまの僕があると信じている。たくさんの愛と幸せを本当にありがとうね。これからもよろしくお願いします」とあいさつした。最後には、フォークバンド「アリス」の谷村新司と肩を組みながら「サライ」を熱唱。「もう最高です。ありがとうございました」と笑顔を浮かべていた。

 番組エンディングで歌う「サライ」が、加山にとってラストとなる。

 加山は、今年6月にコンサート活動から引退することを所属レコード会社を通じて発表。80歳を超えて初の大病を続けて患ったこともあり、高齢を理由に「まだ歌えるうちにやめたい」と決断したという。12月中に開催する船上ライブを最後に年内で終了。歌手活動は続けていく。

 82歳だった19年11月、軽度の脳梗塞と診断され、初の大病を患った。翌20年8月には誤嚥(ごえん)に伴う激しいせき込みが原因で小脳出血を発症。昨年3月にはスポニチ本紙などの取材に、一時はろれつが回らない言語障害が出ていたことを告白した。引退のステージは12月、名誉船長を務める豪華客船「飛鳥2」の船上で開催する「若大将クルーズ」となる。通常のコンサートは9月9日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する特別公演「加山雄三ラストショー~永遠の若大将~」が最後。CDリリースや「弾厚作」としての作曲活動は続けていく意向だという。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月28日のニュース