「鎌倉殿の13人」三谷幸喜氏が脱稿報告「決定稿まではまだなんですけど」4月から「Nキャス」掛け持ち

[ 2022年8月28日 10:00 ]

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を手掛ける三谷幸喜氏
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 脚本家・演出家の三谷幸喜氏(61)が27日、総合司会を務めるTBS「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。このほど、脚本を手掛けるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)を脱稿したことを報告した。

 番組冒頭、タッグを組む同局・安住紳一郎アナウンサーが水を向けると、三谷氏は「決定稿まではまだなんですけど、とりあえず最終回、書き終えました」と報告。「それを記念いたしまして、今日は脚本家とは一体どんなことをするのかという話を、この時間をお借りしてしたいと思います」と前回第32話(8月21日)、比企尼(草笛光子)が“運命の子”善哉(長尾翼)に呪いをかけた衝撃のラストを例に、自身のイラストとともに解説した。

 今年4月、「Nキャス」に新加入。テレビ番組へのレギュラー出演は初挑戦となった。総合司会就任時、「僕の最大の課題は、大河ドラマの関係者に迷惑をかけないこと。しばらくは執筆と並行しての参加となります」とコメントしていたが、無事に脱稿を迎えた。

 後半に入って一段とダークな展開が続き、SNS上には「鬼脚本」などと絶賛の声が続出している。今夜(8月28日)放送の第33話は「修善寺」。幽閉された2代鎌倉殿・源頼家(金子大地)を待つ運命は…。

 俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

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