初合作曲「Sayonara あいしてる」 拓郎が詞、光一&剛が作曲 剛「いい曲ができました」

[ 2022年6月25日 05:00 ]

日本フォークの旗手 吉田拓郎 年内で芸能活動終了の意向

7月21日放送のフジテレビ「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」で一夜限りのパフォーマンスを披露する吉田拓郎(中央)と「KinKi Kids」の堂本剛(左)と堂本光一(C)フジテレビ
Photo By 提供写真

 吉田拓郎(76)が最後のテレビ出演番組として選んだフジテレビ「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」(7月21日後8・00)。放送当日はKinKi KidsのCDデビュー25周年の記念日だ。10代だった堂本光一(43)剛(43)が1997年に「硝子の少年」でデビューする前の96年10月からスタート。01年3月まで約4年半レギュラー放送され、3人にとって思い出がたっぷり詰まっている番組だ。最終回では、今回のために拓郎が作詞、光一と剛が作曲を務め、3人で初めて合作に挑んだ「Sayonara あいしてる」を披露する。

 【拓郎、KinKi Kidsに聞く】

 ――放送が決まった。
 光一「今回実現できたのは拓郎さんのリーダーシップのおかげ。終わりという言葉より、今改めて番組が特番として帰ってくることも奇跡だと思います」

 剛「凄くうれしいとともに“ラストか”という気持ちもある。でもリハーサルをやってみて、あっという間に当時に戻れる感覚。そういう空気感をまた皆さんに伝えられる機会を頂けた」

 ――初の合作曲「Sayonara あいしてる」について。
 拓郎「3人で一緒に作った曲を番組で演奏してみたい、と以前話していた。2人が“ぜひ”と言ってくれたので、俺が詞を書いて光一と剛に送った」

 剛「次の日に来たんですよ。そのスピードに対して反応した自分のものを作りたい、と思った。やっていた作業をいったんやめて、すぐに作りました」

 光一「僕は舞台中だったんですけど、サビに関してはメロディーが浮かんでいた。でもそれぞれ思いついたことを形にしたら、作ってる曲のキーが違って時間がかかった」

 剛「世界観が全然違ったね」

 拓郎「いや~早かった!ずいぶん安易に作るなと思ったし“人の詞をもっと練って、よく考えたらどうなんだ!”ってくらい早かった(笑い)。舞台中なのに、光一も早かったね」

 光一「帝国劇場の楽屋に拓郎さんの詞をずっと置いてました」

 拓郎「剛と光一からそれぞれメロディーが届いて、俺にこれをくっつけてくれと。いかにもKinKi Kids。勝手すぎる!お前たちは連携を取るのが嫌なのか(笑い)」

 剛「大変でしたが、拓郎さんの詞がとても素敵なので、いい曲ができました。久しぶりにこのメンバーで過ごして、めちゃくちゃ楽しい」

 光一「拓郎さんがいると、みんなで一つに向かっていくエネルギーが生まれる。きっかけをくれる方で、昔からずっと変わらない」

 剛「言い方を変えると“ちょっと、YOUやっちゃいなよ”です(笑い)」

 光一「本当にそう!昔も今も変わらないのが素敵だし、そこにいられることが幸せだと感じながら準備しています」

続きを表示

2022年6月25日のニュース