どうなる舞台「千と千尋の神隠し」 朴ロ美が新型コロナ感染、夏木マリとWキャストで湯婆婆役

[ 2022年6月25日 22:20 ]

21年11月、舞台「千と千尋の神隠し」製作発表会に出席した夏木マリ(左)と朴ロ美(ロ=王へんに路)
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 声優で女優の朴ロ美(50、ロ=王へんに路)が25日に自身のツイッターを投稿。同日に名古屋・御園座で予定されていた、出演中の舞台「千と千尋の神隠し」の3公演が中止となったことについて「新型コロナウィルスに感染しました。悔しくて悲しくて、やり切れない気持ちです。今はとにかく療養に努めます。本当に本当にごめんなさい」と謝罪した。

 当初、公演の舞台である名古屋・御園座が公式サイトで公演関係者の新型コロナウイルス陽性が確認されたため、25日正午の部、午後5時の部と26日正午の部の計3公演が中止となったことを発表。その後に朴がツイッターで「千と千尋の神隠しの公演を楽しみにされていた方々、関係各所の皆さん、本当にごめんなさい。感染対策は神経質なほど徹底していたつもりでしたが、新型コロナウィルスに感染しました。悔しくて悲しくて、やり切れない気持ちです。今はとにかく療養に努めます。本当に本当にごめんなさいー。」と自身が新型コロナに感染したことを明かし謝罪の言葉をつづった。

 今回、朴が演じる「湯婆婆」役は夏木マリとのダブルキャスト。25日正午の部、午後5時の部と26日正午の部の計3公演が中止となることが発表されたが、それ以降も29日午前、30日午後、7月2日午後、4日の大千秋楽(午前のみ)と4公演で朴の出演予定が組まれている。今回、朴が新型コロナに感染していることを公表したことで、今回発表された3公演以降のスケジュールも不透明な状況にある。

 27日の休演日以降は大千秋楽まで7日連続公演。28日の午前午後、30日午前、7月1日午前、2日午前、3日午前と6公演に出演する夏木が、朴が復帰するまで代役を務める可能性もある。5月の福岡公演でダブル主演の1人である橋本環奈が新型コロナに感染したケースでは、今回と同じく残り7日間で4公演に出演予定だった橋本の代役を2公演で上白石萌音が務め、2公演が追加で中止となった。

【発表されている今後の2人のスケジュール】(全て御園座)
6月26日 中止
  27日 休演日
 28日 午前:夏木 午後:夏木
 29日 午前:朴
 30日 午前:夏木 午後:朴
7月 1日 午前:夏木
  2日 午前:夏木 午後:朴
  3日 午前:夏木
  4日 午前:朴 (大千秋楽)

 舞台「千と千尋の神隠し」は3月の東京公演を皮切りに大阪、福岡、札幌、名古屋で上演。5月には主演を務める橋本環奈が新型コロナウイルスに感染し、博多座で行われていた17日から19日までの4公演が中止となった。その後残りの公演でさらに橋本の出演予定だった4公演中2公演が中止となり、残り2公演を上白石が代役を務めた。現在行われている名古屋公演が最終で、7月4日に大千秋楽を迎える予定。

 ダブルキャストの夏木も25日に自身のインスタグラムを更新し「本日、御園座公演幕を開ける事が叶いませんでした.....楽しみに足を運んで下さった皆さま申し訳ありません。油屋、次はいつ開店できるか追ってお知らせしますね。多謝」と謝罪。最後には「ps.姐さんは元気です!」と報告していた。

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