和田アキ子が涙 ホリプロ小田信吾前会長への思いあふれ「最高のマネジャーを当てがってもらった」

[ 2022年6月25日 14:39 ]

和田アキ子
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 歌手でタレントの和田アキ子(72)が25日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜前11・00)に生出演し、4月に急性心不全のため83歳で死去した、ホリプロ前会長の小田信吾さんへの思いを語った。

 和田や山口百恵さんらを育てた小田さんのお別れ会が21日に開かれ、和田も出席。和田は「ほんっとうにお世話になりましたね」と力を込めて語った。これまでは「しのんでいる気持ちは自分が分かればいい」という信念から、断り続けてきた弔辞を、恩人のために読んだ。

 練習をしている時から、涙が止まらなかったという。「泣いちゃって読めないのよ。“小田信吾さんの御霊前に謹んでお別れの言葉を申し上げます”で、もう涙出て。家で練習してもね」。弔辞の紙は、当時を知る役員が手書きしてくれたといい、「その気持ちでまた泣いて」とも打ち明けた。

 和田にとっては、親代わりの存在だったようで、「両親も早うに亡くしましたけど、本当に人にだけはよくしてもらって。ホリプロは給料が安くて、文句ばっかり言ってましたけど、最高のマネジャーを当てがってもらった、マネジャーのうちの一人です」と感謝は尽きなかった。

 ある日、小田さんへの感謝を本人に伝えたことがあったという。「“何かあったら、小田さんのことだったら命張って、そいつ殴ってでも、刑務所入ってでもやるんで!”って言ったら、小田さんは“俺はアッコがいない方が枕高くして寝られるんだけど”って言ったってことがありましたけど」。笑い話にも涙がにじみ、最後は「すみません、すみません、すみません」とリスナーに何度も謝っていた。

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2022年6月25日のニュース