江川卓氏 “飲み友だち”の掛布雅之氏との支払いルールを明かす「浜松から西に…」

[ 2022年6月18日 11:20 ]

江川卓氏
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 巨人の元エースで野球評論家の江川卓氏(67)が18日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に生出演。阪神OBの掛布雅之氏(67)との関係性について語った。

 パーソナリティーの徳光和夫氏から「元野球選手で唯一の飲み友だちが掛布さん」と話を振られた江川氏は、掛布氏との出会いについて語った。

 「同じ年なんですけど、掛布とは。最初に話したのが2年目のオールスターの時に同じベンチに入って同じ年だったので話して、あの頃、先輩には話しかけられない時代だったから、掛布に話したんですよ」と同学年の掛布氏とオールスターをきっかけにしゃべるようになったという。

 作新学院と習志野高とともに関東の強豪高だったが「(掛布氏が作新学院まで)練習試合に来たんですけど、対戦してない。2試合あって2試合目に僕投げる予定だったんですけど、1試合目に大橋(康延)が掛布にデッドボールをしてしまって。当たっちゃったんで交代して2試合目出なかった。学校まで来たんですけど」と高校時代は対戦が実現しなかった。

 プロでは巨人のエースと阪神の4番として幾度と対戦した2人。「僕の得意なのがインコースの高めですから、そこは打者としては距離が一番取れないところなので、ホームランになりやすいけど速い球は難しい。彼は時々三振するけど、時々ホームランする時がある。それが楽しくて。ちゃんと手にかかったボールが打たれた時は悔しくない。感心するんですよ。あれ打つかって。マウンド上で首ひねってますけど、実は感心してるんですよね」と現役時代を懐かしそうに振り返った。

 そして「自分のボールより上回るわけですから、目の前で凄いものを見るんですよね。それって楽しいじゃないですか。だけどベンチでは言えないですからね。だけど凄いなって思って。技術というのは見事なものもあります」と掛布氏を称賛した。

 ライバル球団に所属していた2人だが、還暦を過ぎた現在も「野球の話もしますし、食べ物とか飲み物とかですね」と飲み友だちとして関係が続いているといい「2人で相談したのが、(静岡県の)浜松から西に行ったら掛布が払うんです。浜松から東は僕が店を決めて払うんです」と支払いルールもあると明かした。

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2022年6月18日のニュース