GACKT「やっと回復。肌もゾウのようになった」復帰後初の公の場ですっぴん披露

[ 2022年6月18日 05:30 ]

「再生医療福祉支援基金 発起プロジェクト」発表会見で感謝状を授与されるGACKT(撮影・井垣 忠夫)
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 重度の発声障害などで昨年9月に活動を休止していた歌手のGACKT(48)が17日、仕事復帰後初めて公の場に登場した。大阪市内で開かれた「再生医療福祉支援基金 発起プロジェクト」の発表会見に出席。黒のスーツ姿で登場し「やっとここまで回復して、皆さんの前に顔を出せるまでになりました」としっかりした声であいさつした。

 昨年8月に体調不良を訴えた後、容体が急変。海外で治療を始めたが「指の間から髪の毛が落ちるほど抜けていって、肌もゾウのようになった。もう戻れないのかと思った」と振り返った。その時、ドバイの知人から紹介されたのが九州の再生医療センター。「自己幹細胞から自己免疫を高めていく治療が自分の体に合った」と半年間の再生医療で劇的な回復に感動。「今日はすっぴん。肌を出せるまでになりました」と笑顔を見せた。

 関係者によると「自己免疫の異常による免疫低下に伴う肝機能障害並びに呼吸機能低下、免疫低下による全身皮膚炎及び脱毛症、上記に伴う発熱及び疼痛(とうつう)、並びに生体機能の低下」と診断された。再生治療には高額の医療費がかかるという。自身の経験も踏まえつつ「サポートする家族も非常につらいし、しんどいと思う。多くの方たちの助けになるように」と基金に協力することを決めた。

 この日は自身の病状の説明、回復への道のりを説明。自身の誕生日である7月4日に配信を予定していることを明かし「(ファンには直接)その日にお話ししたい」と語った。いまだ完全回復には至っていないとするが「ステージの上でファンに歌声をお届けする日も近いと思います」と力を込めた。

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2022年6月18日のニュース