江川卓氏「自分のことを歌ってるんじゃないか」あの“騒動”の頃にはやった名曲とは?

[ 2022年6月18日 11:58 ]

江川卓氏
Photo By スポニチ

 巨人の元エースで野球評論家の江川卓氏(67)が18日、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に生出演。あの騒動に関連した思い出の一曲を明かした。

 江川氏は「心に刺さった一曲」として松山千春の「季節の中で」をチョイス。「彼も同じ年なんですよ。いろんな騒動があった時に、この曲がはやってました」と振り返った。

 この曲がリリースされた1978年は「江川事件」が起きた年。江川事件とは巨人がドラフト会議前日に江川氏との契約を強行した“空白の1日”事件で、当時の金子鋭コミッショナーは無効の裁定を下し、巨人はドラフト会議を欠席。江川氏の交渉権を阪神が獲得した。ただ、巨人がドラフトの無効を求めて提訴。金子コミッショナーは裁定で巨人の訴えを退けた後に阪神に入団させ、巨人にトレードという「強い要望」を表明。翌79年1月、小林繁とのトレードが成立した。

 江川氏は「季節の中で」の歌詞に「うつむきかけた」とあることから「自分のことを歌ってるんじゃないかって思って」と心に刺さった理由を語った。

 その後、同学年である松山と親交を持つようになり「自分を歌ってるんだと思って聞いたら、千春に“そうじゃない”って言われました」と松山本人から江川氏のことを歌った曲ではないと否定されたと明かし、笑っていた。

続きを表示

2022年6月18日のニュース