おぼん・こぼん、不仲の「真相」が明らかに 弟子が証言したおぼんの“暴走”とは?

[ 2022年6月18日 16:32 ]

9日に東京・浅草の東洋館で舞台復帰したおぼん(右)とこぼん
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 お笑いコンビ「おぼん・こぼん」が18日放送のBS朝日「ナイツの芸人ヒストリー~笑いと涙の人生劇場~」に出演。二人が不仲になった“真相”が明らかになった。

 それは15年に行われた、漫才協会の理事選にまでさかのぼる。おぼんは当時、テレビ局員に「若手のコンテストを取り上げて欲しい」と直談判に行うなど、精力的に活動していた。また、その大会費用を一部負担するなど、協会に貢献したという自負があったという。そして、投票日を迎えると、なんとこぼんの方が7票多いという結果に。「俺がこぼんの下?あいつは何もやってない。俺はこんなに頑張って来たのに」と怒りに震えたおぼんは、「きょうで辞めさせていただきます」と退会騒ぎにまで発展した。

 当時のおぼんについて、弟子であるお笑いコンビ「ロケット団」は「芸人たちでバンドをやっていたんですけど。おぼん師匠が急に『こぼん抜きでやろう』と言い出して…」と“暴走気味”に見える行動もあったという。「こぼんさんは、優しくて若手たちに差し入れしてくれてね。(そこが票につながったことから)“こんなに頑張ったのに、俺はお菓子に負けたのか?”という思いがあったのでは」と証言していた。

 その後、舞台に立っても目を合わさないなど、解散危機が続いたコンビ。しかし、昨年10月放送のTBS「水曜日のダウンタウン」でお互いの意見をぶつけあい、仲直りの大団円となった。今回、番組ではおぼんがこぼんに手紙を送った。そこには「後頑張っても10年かな?84歳まで生きていたらタップダンスをやりたいね」と書かれており、こぼんを笑顔にさせていた。

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2022年6月18日のニュース