片岡仁左衛門 頭皮に帯状疱疹 かつら着用できず 歌舞伎座「六月大歌舞伎」休演 その他の体調は問題なし

[ 2022年5月12日 17:50 ]

片岡仁左衛門
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 歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(78)が頭皮に帯状疱疹を発症し、かつらをつけることができないため、東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」(6月2~27日)第三部(午後6時)を休演すると12日、松竹が発表した。「六月大歌舞伎」第三部は演目を「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(有吉佐和子作)に変更して上演する。

 当初は「与話情浮名横櫛」を上演し、仁左衛門が与三郎役、坂東玉三郎がお富役を演じる予定だった。帯状疱疹は痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数、帯状に生じる皮膚の病気。

 発表は以下の通り。

 歌舞伎座「六月大歌舞伎」第三部「与話情浮名横櫛」の与三郎に出演を予定しておりました片岡仁左衛門ですが、頭皮における帯状疱疹が発症し、舞台に立つのに必要なかつらを掛けることができず、休演させていただきます。その他の体調に関しては問題ございません。

 何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。皆様には、大変なご心配とご面倒をお掛けしますこと、深くお詫び申し上げます。

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2022年5月12日のニュース