ビム・ベンダース監督×役所広司 公共トイレ舞台にした映画で豪華タッグ

[ 2022年5月12日 05:00 ]

「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環で、映画でタッグを組むヴィム・ヴェンダース監督(左)と役所広司
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 独の巨匠ビム・ベンダース監督(76)が、俳優の役所広司(66)主演で東京都渋谷区の公共トイレを舞台にした映画を製作することが11日、都内で発表された。

 建築家の安藤忠雄氏(80)ら著名なクリエーターによって公共トイレを改修するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」の世界発信の一環。ロケハンのため来日したベンダース監督は「トイレが真の意味で休める空間であることを、自由な発想で何章かにわたってつづりたい」と構想を明かした。

 役所は365日間一日も休まずにトイレを清掃する男という役どころ。「ベンダース監督の映画に出られると聞いて、断る俳優はいない。とても美しい物語になる予感がする」と期待した。

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2022年5月12日のニュース