ソニン 出演舞台中止に「心から自慢のカンパニーでした」 適応障害で休養の平方元基の回復願う

[ 2022年5月12日 18:44 ]

ソニン
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 女優で歌手のソニン(39)が12日、自身のブログを更新。俳優の平方元基(36)が4日、適応障害のため当面の活動休止となったことを心配するとともに、中止となった舞台「THE 39 STEPS」への思いをつづった。

 平方は2日、出演中の初単独主演舞台「THE 39 STEPS」の1幕終了後に体調不良を訴え、2幕への出演を見合わせた。3日に都内の医療機関で受診したところ、適応障害と診断。所属事務所は「これにより、当面の間治療を優先し、お仕事をお休みさせていただきます」とした。これを受けて同舞台は17日の千秋楽までの全公演が中止となった。

 同舞台に出演していたソニンは「舞台『THE 39 STEPS』5/2の公演にて、第2幕の上演が中止になった事、そして5/6以降の全公演が中止になったこと、楽しみにしてくださってた皆様、本当に申し訳ありません。ファン、お客様の皆さまに挨拶が遅れたことお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を記した。

 中止から10日がたっての更新に「気持ちの整理に時間がかかり、未だに落ち着きもせず様々な思いが巡っていますが、私が今皆さまにお伝えできる事を纏めてみました」と説明した。

 同舞台については「心から自慢のカンパニーでした。心から沢山の方に見て頂きたい作品でした」とし「奇跡的に集まったキャスト、スタッフの方々たちで、ここまでのクオリティのものを、こんな短期間で作り上げた事、本当に誇りに思い、自分達で褒めたい気持ちでいっぱいでした」とした。

 また「キャスト4人でセットチェンジも小道具さばきも着替えも、舞台から一切ハケずに2時間半の台本を4人だけで行うという、面白くて今までにないような作品だった故、準備万端に備えるこんな私でさえ、普段の作品に比べて余裕がなく気が回らない事も多く、初日にしっかり上演出来た事に大感動したほどです」と振り返った。

 「巡り合わせがあれば、今回のTHE 39 STEPSがまた上演出来る機会があります事を願っています」と願いつつ「しかしそれより願う事は、平方元基さんがゆっくり休めて、また彼にとっての素敵なライフステージが歩めることを一番心の底から祈っています」と平方の回復を願った。

 「楽しみにしてくださった皆様に今回観ていただけなかった事は本当に申し訳なく残念で仕方ありませんが、私は、あの凄まじい初日公演が出来てとても幸せでした。カーテンコールで言ったように『今日が終わりでも良い』と思えた初めての感情でした」と充実した初日公演を思い返した。

 「もっとこの先もその舞台の奇跡を彼を含む皆様と毎日感じていたかったですが、共に作り上げた軌跡が確実に我々に刻まれているので、幸せです。また、出演者の、あべこうじさん、小松利昌さん、ザッハトルテさん、演出家のウォーリー木下さん、この作品に関わったすべてのクリエイティブスタッフの方々、また会いましょう。本当にお疲れ様でした」と感謝した。

 そして「最後に、『らららクラシックコンサート』タイミング的に何も発信できず申し訳ありませんでした。ご来場いただき誠にありがとうございました。抱えつつも周りの仲間にお客様に支えられた感謝の時間でした」とつづった。

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2022年5月12日のニュース