ロシアの軍事侵攻めぐり米国の対応を討論 泉谷しげるは批判「アメリカがぷらぷらしてるから」

[ 2022年4月23日 18:14 ]

泉谷しげる
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 シンガーソングライターで俳優の泉谷しげる(73)が23日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻をめぐるアメリカの対応について、専門家らと意見を交わした。

 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授は約2カ月に及ぶ軍事侵攻について「戦争をもともと仕掛けたのはロシアですけど、NATO、アメリカ軍もちょっかいを出した。ロシア軍に対して戦わないとダメ。ウクライナだけに任せていたらダメ」とアメリカの姿勢を非難。これには泉谷しげるも「アメリカがプラプラしているから、こういうことになる」と賛同した。

 京大大学院の藤井聡教授も「ウクライナの場所はモスクワにとってみれば、キューバ危機のキューバとアメリカの関係。ここを取られると、(ロシアが)我が国の存在が危ぶまれると思っているだろうと言われている」と1962年のキューバ危機に例え、ロシアとウクライナの現状を説明した。

 そして「アメリカもそれは本来分かっていたのに手を出した側面もある。手を出した以上はその責任を取らないとあかんところはあります」と米国の対応のまずさを指摘。「本当に手を出したら核戦争になるリスクも出てきてしまいますから、アメリカは手を出して散々、武器を持たして“僕は何もしないよ”という手口に出ている。これは許せるかという議論になる」と糾弾した。

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2022年4月23日のニュース