ジャック・ペラン氏死去 80歳 映画「ニュー・シネマ・パラダイス」主人公

[ 2022年4月23日 05:31 ]

ジャック・ペラン氏(UPI=共同)
Photo By 共同

 大ヒット映画「ニュー・シネマ・パラダイス」で主人公の中年期を演じたフランスの俳優ジャック・ペラン氏が21日、パリで死去した。80歳。フランスメディアが報じた。死因は明らかにされておらず、家族は「穏やかに亡くなった」としている。

 41年パリ生まれ。パリの国立高等演劇学校で学ぶ。50年代から映画俳優のキャリアを始め、ジャック・ドゥミ監督の「ロシュフォールの恋人たち」(67年)や「ロバと王女」(70年)などで人気を博した。

 「ニュー・シネマ・パラダイス」(88年)では、大人になった主人公が思い出の映画フィルムを見るラストシーンに世界中が涙した。映画監督・製作者としても活躍し、自然をテーマとしたドキュメンタリー映画などを手がけた。

続きを表示

2022年4月23日のニュース