キンコン西野、「ウクライナへ千羽鶴」騒動 当事者の反論に抱いた違和感「そんな話はしてねえよ」

[ 2022年4月23日 19:53 ]

「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(41)が22日、音声プラットフォーム「Voicy(ボイシー)」を更新し「ウクライナへの千羽鶴問題」について言及する場面があった。

 「プロの通訳者ほど『理解すること』に時間を割く」というテーマで話を切り出した西野。以前、コロンビアで「プロセスエコノミー」に関する講演会を行ったというが、サイン待ちが1時間発生するほどの大成功を収めたという。西野は、その要因として通訳者とたびたび飲み会で意見を交わしていたことだといい「僕の考えをインストールしてくださっていた」と感謝する。

 そこから転じて「日本人同士で、日本語で話し合っているのに『なんで分からないんだ』ということだらけじゃないですか」と、ここで「ウクライナに千羽鶴を送る運動」についての話題に。

 西野は「当然『送るな、相手のことを考えろ』という批判が起きて。それに対して、送ろうとしていた人が、止めたものの『千羽鶴を折ることによって、ウクライナの人達に思いを馳せるとか。もし、自分がウクライナにいたら、どうするとか。話を広げていくための大切な時間を作る題材となると思うので。千羽鶴は無意味じゃない!僕は、それを伝えたい!』」と反論されていて…会話が成立してないじゃないですか、そんな話はしてねえよっていう」と、苦笑する。

 「みんなは『千羽鶴を送るな』と言っていて、この方は『折ることに意味がある』と反論している。誰も『折ること』なんて否定していない。千羽鶴を折って、てめえの家で飾っておく分には勝手にどうぞじゃないですか。日本語でも、このザマです。なので、やっぱり言語も大切ですが、コミュニケーション能力や、相手を理解しようとする心の方が重要なんじゃないかというお話でした」と、語っていた。

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2022年4月23日のニュース