土田晃之 ボキャブラブームの“栄枯盛衰”実感した出来事「誰もいないのに4人くらいがガード…」

[ 2024年4月26日 18:19 ]

土田晃之
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 お笑いタレント土田晃之(51)が26日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)にゲスト出演し、空前のボキャブラブームを振り返った。

 土田は91年、お笑いコンビ「U―turn」を結成した。タモリがMCを務め、92年に放送を開始したお笑い番組「タモリのボキャブラ天国」で、ショートネタを披露し人気に。番組からは、爆笑問題、くりぃむしちゅー(当時・海砂利水魚)、ネプチューン、つぶやきシロー、金谷ヒデユキら、数々の人気芸人が生まれた。

 お笑い界の次代を担う若手芸人たちに、世間は熱狂。MCのミッツ・マングローブは「アイドルでしたよね」と振り返った。すると、土田も「中高生の女の子がワーワー言って下さって」と続いた。

 過去に新幹線の駅でハプニングがあったという。「1回、静岡かどこかに新幹線で行った時に、ホームに止まったら外、ホームに女の子たちがいっぱいいて」。土田は男性アイドルグループの追っかけと察したが、「降りて行ったら、自分たち(が目当て)だったんですよ。うわ、すごい!ってなって」と、ボキャブラ芸人人気を実感したという。

 そのため、次の年には厳重な警備体制が敷かれることに。「翌年、そこのイベンターさんが警備を付けてくれたんですよ。そしたらもうブームが終わってたんで、誰もいないのに、1人につきスーツ着た4人くらいがガードしてくれていたんですけど…いじめですよね。ちょっと、やめて下さい。恥ずかしいから離れて下さいって」と、苦い思い出を語った。

 同番組は番組名やコンセプトなどを変えながら、99年までレギュラー放送され、90年代のお笑いを支えた。しかし、アイドル並みの人気は長く続かなかったようで、土田は「2年くらいなんじゃないですか?ちゃんとしたピークというのは。わあ…っと(ゆっくり)行くのがあって、2年くらい(ピークが)あって、こうなる(下がる)」とジェスチャーで説明しつつ、実感を語っていた。

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